メルボルン周辺800kmレンタカードライブ2

ウォーナンブール〜レッドロック〜ソブリンヒル編

更新日:2005.10.30

9月24日(土)早朝ポートキャンベル発→ロンドンブリッヂなど→ウォーナンブールで鯨探し→レッドロック→バララット→ソブリンヒルYHA泊

▲ロンドンブリッヂ。ロンドン橋落ちた、落ちたーと、思わず歌いたくなってしまう光景。そのうち、これらの奇岩は全て、海中に没してしまうだろう。早く行こう!


2日目のコースは、PORT CAMPBELLから海岸線を通って、残りの奇岩を見て、その後、鯨が見えるらしいという、WARRNAMBOOLのLogan’s Beachまで行き、そこから、時間を見ながら、内陸を行き、19世紀のゴールドラッシュの街BALLARATを目指す。

今日も280km以上走らないといけない。夜明け前には起床し、夜明けと共に出発した。実は、夜も明けきらぬ4:00に、YHAの火災報知器が誤作動したらしく、泊まっていた人たち全員が飛び起きて、廊下に出て来るというアクシデントがあった。隣のイタリア人の方が「Smoke?」と聞いてきたけど、タバコを吸わない私は、もちろんNo! やがて事なきを確認して再度就寝。日の出前に起きて、出発の準備をしていると、先ほどのイタリア人の男性が、共同キッチンのテーブルの上で、なにやら書き物をしている。計画でも立てているのかな?と、思ったら、どうやら日記をつけているらしい。「今日の計画は?」と、尋ねてみると、ニコッと笑って、「No,Depend on the day.」(その日、気の向くままさ)と答えた。彼らは、退職者で、ご夫婦でオーストラリアをレンタカーで回っているのだとか。彼の日記帳を旅行記にしたら、きっと素晴らしいものが出来ると思う。いつか、ああなりたいものだ。


AM:6:30日の出と共に出発。PORT CAMPBELLを一周してから街を出る。A$5のルームキーのデポジットは、レセプションが開いていないので、結局、返金されなかった。キーは、部屋においておきましたからね!YHAさん!! 出発前に、カーコンパスの貼り付け位置をいろいろ変えてみて、ついに、フロントガラス中央の一番下が、他の磁力の影響を受けないことが判明した。これ以降のドライブは、夜間(コンパスは暗いと見えない)以外は安心したものとなった。

→ここを、左に入ると、再び、グレート・オーシャン・ロードに戻ることが出来る。

←途中の見晴台から見た、PORT CAMPBELL全景。思ったよりも小さな町だった。中央に、宿泊したYHAと、インフォメーションが見える。早朝なので、他に車は、全く走っていない。

→これは、左の写真から右方向の湾側を撮ったもの。PORT CAMPBELLは、美しく、穏やかな湾を抱えている。おかげで、波の音で眠れなかった ということは無かった。

ロンドンブリッヂの説明看板。ちょっと前までは、こうなっていた らしいのだが。。

→しっかり真ん中が落ちてしまっている。早朝なので、これを見ているのは私だけ。

ちょっと天気が悪い。朝夕、雨がポツポツなのは、いつもの通り。

THE GROTTO 

→下まで階段が通じていて、時間さえあれば、砂浜まで出られるのだけれど、その時間は無い。ちょっとのぞいておしまいにした。今思えば、Sovereign Hillの時間を半分にしてでも見たほうが良かったのかもしれない。

PETERBOROUGH これより西側は、内陸に入ってしまうので、奇岩は見えなくなる。でもね、まだまだ、探せば幾らでもあるようである。

→これで、奇岩たちともお別れ。思えば、不思議な光景だったが、あまりいくつも見てしまうと、慣れてきて感激が無くなる。。かな?

これ以降は、また寂しくも、平坦な一本道のドライブとなった。

WARRNAMBOOLLogan’s Beachに到着。この街は、凄く落ち着いていて、海沿いには、びっくりするような豪邸が建っている。肉眼でWhale Watching出来る公園としては有名。

→多くの観光客が、じっと海を見ている。私も見ている。 それらしい、波のざわめきや影はある。しかし、15分間くらいでは、写真のようなシーンはなかなか現れない。この先は、南極なんだよね。

 やむなくあきらめて、WARRNAMBOOLの中心に戻り、A1 PRINCESハイウエイに乗って西に向かい始めた。

←さて、早起きの甲斐あって、A1 PRINCESハイウエイは、順調。13:00には、BALLARATに着けそう。だけど、曇ったり、雨が降ったり、天気がめまぐるしく変わる。遠くの雲の合間に、青空の穴がポツンと開いている。Colacの方向だ。それを目指すことにした。

Hertzからもらった地図を見ていたら、Coragulacの近くに、Red Rockという赤点(見晴らしポイント)が打ってあるのに気が付いた。 Colacの手前を左折して10kmちょっと走るとRed Rockの案内標識が出てきた。

Red RockからLake Corangamite方向?を望む。Rockといっても、ここの見晴台は“岩”という感じではなくて、小高い丘、独立峰だった。しかしここからの景色は素晴らしい。パラグライダーを持っていたら、間違いなく飛び出しているだろうな!

→同じくRed Rockの展望ベンチから。この辺りは、Red Rock Wineryといって、ワインの産地らしい。試飲できる施設が近くにあるようだ。遠くに見える湖は、何かな?

←再び、北に向かう。湖がいくつか出てくるが、やや曇っているせいか、あまり美しくない。

お昼は、ビクトリアマーケットで買った、果物でしばし我慢して、CRESSY,ROKEWOOD経由でBALLARATを目指す。

→単線の踏み切り。一時停止は不要なんだけど、実際、一時停止して、しっかり写真を撮っているわけで、こんなことが出来るのも、他に車が殆ど走ってないから。

CRESSYから、ROKEWOODの間にあった、巨大菜の花畑。ずーっと、まっ黄色。遠くから見たときは、一体ナンなのか判らなかった。降りてみると、匂いがきついー。

ROKEWOODの街。といっても、お店は全部で、4〜5軒。それでも、しっかり、郵便局(写真右側)だけはある!民営化されてもきっと、大丈夫だよ、郵便局。

←羊がいっぱいの牧場。柵の近くに車を止めたら、こちらを向いてくれた。かわいい〜〜。何枚か牧場の写真を撮ったけれど、ここの羊が(これでも)一番白っぽかった。

→国立公園Enfieldの施設。当初、ここは山越えなのか?と心配していたが、何のことは無い丘程度。トイレとテニスコート、寂しい宿泊施設以外、何もなし。

意外とあっさり19世紀のゴールドラッシュの街BALLARATに到着。早速、インフォメーションで 地図をもらってSovereign Hill への行きかたを教えてもらうが、再び迷子に。ガソリンも欠しいので、コンビニ兼スタンドのお店で、A$5だけガソリンを入れて、お店の人にインフォメーションでもらった地図を見せて尋ねる。開口一番「この地図はひどいな」 店の人もわからないまま、レジの後ろに列ができて行く。待っている後ろのおじいさんに「すみませんね」と謝ると、「俺の車の後について来なよ」と言ってくれた。

←またまた、OZの親切でやっとSovereign Hill入り口に到着。日本語のガイドブックはあるが、地球の歩き方にはあると書いてあった、日本語案内のカセットプレーヤーが今は無いとのこと。

→中は、馬車が走っている。タイムスリップしたようでおもしろいことは面白い。ただ、料金がねぇ。ちょっと高い。

Sovereign Hill 全景。皆が、血眼になって、砂利の入った鉄の皿をぐるぐる振っている。やや異常な光景。金らしいものを見つけては、鑑定人の所に持って行って見せている、、が、“No”の返事ばかり。

内容についてあまり深く書くと、いけないらしいので、この程度に。

Sovereign Hill YHA入り口。Sovereign Hillの裏手にあり、双方から覗くことが出来る。ただし、付近にはお店が無く、駅までは、歩いたら30分はかかるかも?車じゃないと無理ですね。

Sovereign Hill YHA 昔の街を再現しているわけで、旗は、英国国旗。広い芝生がある。

Sovereign Hill YHAのツインの部屋。大きなバスルーム(シャワー)付きで、一泊$55。部屋は清潔で、ミルクが2本付いていた。2段ベットの部屋には、子供たちがたくさん宿泊していて、夜は枕投げで寝られないかなぁ と思っていたが、ここの遮音は素晴らしく、全く、物音がしなかった。このYHAはオススメ。

←夕食をとろうとBALLARAT市内のレストランへ、車で向かった。土曜の夜なので殆どの店が開いていない。マクドナルドのドライブスルーは長蛇の列。何とかマトモそうな店を見つけた。本当は、YHAの共同キッチンで、仲間探しをすればよかったんだろうけど。

→食べられれば何でも良い!と思って頼んだがなかなか美味しかった。ご飯の上に、ビーフをきざんだやつが乗っていて、バーベキュー味。紅茶もつけてA$16。

ところが、帰り道、また迷ってしまった。ぐるぐる回っているうちに、先ほどのコンビニ兼スタンドを見つけ、もと来た道を戻ることが出来た。夜は街灯が少ないので、車で出かけるのも結構大変。


 

次の日は,Melbourne に戻る。

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